はじめに
朝起きて顔がむくんでいることに悩んでいませんか?
むくみは、血液やリンパの流れが滞り、体内に水分がたまってしまうことで起こります。特に顔のむくみは、見た目にも影響するため気になる方が多いです。
そこで、美容鍼は自然な方法でむくみを解消する効果が期待できます。顔のツボに鍼を打つことで、血流を改善し、リンパの流れを促進します。
この記事では、むくみの原因や美容鍼による効果、施術の流れについて詳しくご紹介します。
むくみの原因と美容鍼が効くメカニズム
顔のむくみは、主に血液循環やリンパの流れが悪くなることで発生します。
特に内臓疾患などが原因ではない場合は、
- 長時間同じ姿勢でいること(日中のデスクワークなど)
- 食生活(塩分の多い食事など)
- 寝不足
- ストレス
などが原因で、水分が体内に溜まりやすくなり、むくみが発生します。特に朝、起きたときの顔のむくみは、寝ている間にリンパや血液の循環が滞ることから起こります。
ここで役立つのが「美容鍼」です。
美容鍼は、顔の筋肉やリンパの流れに直接アプローチします。鍼を顔の特定のツボに刺すことで、血液循環が促進され、老廃物や余分な水分が排出されやすくなります。
また、鍼が肌の深部に刺激を与えることで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの生成が促され、むくみだけでなく、ハリや弾力のある肌も取り戻すことが期待できます。
これにより、顔がすっきりし、透明感のある肌が得られるのです。
美容鍼によるむくみ解消の効果
美容鍼によるむくみ解消の効果は、非常に早い段階で実感できることが多いです。通常のフェイシャルマッサージやセルフケアに比べて、鍼の深い部分へのアプローチが、即効性をもたらします。
まず、鍼がリンパの流れを促すことで、顔に溜まった余分な水分が排出されます。その結果、むくみが減少し、フェイスラインが引き締まったように見えます。
また、血流が改善されることで、肌に栄養や酸素がしっかりと届くため、顔色が明るくなり、健康的な肌へと導かれます。
美容鍼は、むくみを解消するだけでなく、継続的な施術によって肌質そのものを改善し、リフトアップ効果や小顔効果も期待できます。
また鍼を打つ際に微細な傷が肌にできるため、その修復過程でコラーゲン・エラスチンなどの弾力線維が生成され、肌がふっくらとし、ハリが戻るのも特徴のひとつです。
美容鍼は、即効性がある反面、肌環境の改善や持続的な効果を得るためには定期的な施術が重要です。むくみが気になる方は、はじめは週に1回ずつ施術を受けて様子を見ます。むくみの改善具合や効果に合わせて2週に1回、3週に1回、月に1回と徐々に間隔を空けていく事が効率的でいいかと思います。
また、特にむくみがひどい方は、生活習慣の見直しも大切です。美容鍼と併せて、日常生活の見直しやセルフケア等を行うことで、より効果を実感できるでしょう。
美容鍼施術の流れと安心ポイント
美容鍼の施術は非常にシンプルで、初めての方でもリラックスして受けられます。施術は、まず顔の状態を確認し、東洋医学の考えにもとづいてツボに鍼を打ち血流を促進していきます。
併せてむくみが気になる箇所や血流が悪い部分に対して鍼を打っていきます。鍼自体は非常に細く、痛みはほとんどありません。感じるとしても、わずかなチクッとした刺激程度です。
もし、鍼を刺した部位に痛みがある場合や不快な感覚がある場合は、施術者にすぐに声かけしましょう。同じ部位でも鍼を打ち直す事で痛みや不快な感じがおさまる事が多いです。
鍼を刺したまま約15〜20分ほど待ち、その間に鍼が体内の血行やリンパの流れを促進していきます。その後、鍼を外し、必要に応じて軽いマッサージを行い、施術は終了です。施術後は顔がすっきりとし、むくみが軽減されているのを実感できるはずです。
また、美容鍼は副作用が少なく、体に負担をかけない自然な治療法です。西洋医学に比べて、薬や手術を使わないため、身体に優しいのが特徴です。施術を行う鍼灸師がしっかりとした技術を持っていれば、安心して受けることができます。
それでも、体質的にむくみやすい方には
美容鍼は身体全体のバランスを整える治療法でもあります。
東洋医学では顔にあるツボは経絡というラインで内臓や手足とつながっておりますし、
頭部の血流が良くなる事で自律神経の副交感神経が優位になり、他の部位への血流増加や内臓の働きを活発にさせるなどの効果が期待出来ます。
よって体質的にむくみやすい方は、美容鍼の他に身体への鍼灸のアプローチも検討してみるといいでしょう。
身体への鍼灸は体質改善も期待出来ます。よって、美容鍼+身体への鍼灸のアプローチをする事で更なる効果が期待出来ます。
最近では顔と身体の鍼灸施術をセットで行っている鍼灸院もありますので、担当の鍼灸師に相談されるといいでしょう。
お灸によるセルフケア
むくみに加えて、「冷え」もある方には、セルフケアとして「三陰交」というツボに台座灸を使い、定期的に温めるといいです。
三陰交は冷えやむくみの他に女性疾患の症状にも幅広く効果が期待出来るツボです。
なので美容鍼の施術に加えて、セルフケアとして、定期的にこのツボを温める事はおススメです。
ただし、妊婦中の方はこちらのツボのセルフケアは控えてください。
三陰交の位置 → 足のうちくるぶしの一番高い位置に人差し指の端を付けて、上に指四本分上に上がったところ(小指の外側の位置)脛の骨のキワで何となく凹んでいる所です。
私の汚い足で申し訳ないですが、以下の写真をご参考ください。、
台座灸とは「せんねん灸」などお灸の底面に熱さを緩和する為の台座が付いているのが一般的です。台座灸をツボの上に置き、火をつけて燃やします。ドラックストアで購入出来ます。
台座灸を使う際の注意ポイント
台座がついておりますので火傷のリスクは少ないですが、我慢しすぎて低温やけどをしないようにご注意ください。
熱さを我慢しすぎると低温やけど生じやすくなります。
心地いい温かさは丁度いいですが、熱さを感じたら、我慢せずにすぐに外すとといいでしょう。
あとは火を使いますので火の取り扱いには十分注意してください。
お灸の燃えカスが落ちて絨毯や洋服を焦がす可能性もありますので、バスタオルを敷いた上でお灸をするといいでしょう。
あとはお灸をしている間は目を離さないようにしてください。
消火用に水を入れたコップを置く。使用済みのお灸を入れるための灰皿を近くに置いておくといいです。
日常的なむくみ予防のポイント
美容鍼は、顔のむくみを自然に解消し、スッキリとしたフェイスラインを取り戻す効果が期待できる素晴らしい施術です。
血行やリンパの流れを促進し、むくみを取り除くと同時に、肌質改善やアンチエイジング効果も得られます。
むくみにお悩みの方は、美容鍼を試してみてはいかがでしょうか?
当院では、専門の鍼灸師が丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
→ 川越市の鍼灸・美容鍼なら「みずのえ鍼灸院」
参考サイト
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